ホテルウェディングを検討する際に考えたい5つのポイント

ご結婚が決まって喜びでいっぱいの今、次に考えることは「結婚式をどうするか」ではないでしょうか。結婚式には皆さん、希望や夢があり、ご本人たちも育ててくださった親御さんにもゲストにも、心に残るウェディングにしたいと思いをめぐらしますよね。
今回は王道のホテルウェディングについて、私たちの経験を踏まえて書いていきます。

目次

ホテルウェディングをあげました

ホテルウェディングとはその名の通り、結婚式場ではなくホテル内のチャペルやホールを利用して結婚式・披露宴を行うタイプの結婚式です。

私たちは下記の概要でホテルウェディングを挙げました。新郎新婦共に30代半ばで、貯金もそれなりにあったため、妥協することなく納得の式をあげたいと思い、最終的にホテルウェディングにしました。

・結婚当時の年齢   新郎、新婦 ともに30代半ば
・招待客人数     親族、親戚、友人、会社関係者を含め、約60人
・金額        約500万円
・会場        ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」 ザ・ギンザボールルーム
・挙式会場      ホテル内チャペル
・食事内容      フランス料理
・衣装とお色直し回数: ウェディングドレスとタキシード 
            お色直し1回…色内掛けと紋付袴

ホテルウェディングのメリット

さてそんなホテルウェディングですが、どのようなメリットデメリットがあるのでしょうか?
まずはメリットからご紹介していきたいと思います。

メリット1 ホテルまでの交通の便、アクセスが良い

ほとんどのホテルは駅から近く、複数路線が使えたりと交通アクセスは抜群です。
私たちは、親戚が遠方からの参列であったため、交通の便が良く、前泊が式場となるホテルでできることが重要でした。駅直結のロケーションでしたので、参列者も参列しやすかったと評判でした。

メリット2 格式があり安心感がある

ホテルと言えば格式があり、スタッフのサービスも行き届き、どんなゲストを招待しても間違いないという安心感があります。幅広い年代のゲストに喜んでいただけるのは魅力的ですよね。
私たちの希望は落ち着いた大人のウェディングでした。
会場を見学した際、ホテルの雰囲気やイメージが私たちの理想像とマッチしました。

メリット3 挙式会場、披露宴会場と挙式スタイルが選べる

会場の規模と、教会式、神前式、人前式の3種類から挙式スタイルを選べます。神前式の場合は提携の神社で行う事が出来ます。
ホテルにはいくつかの披露宴会場があり、挙式スタイルの選択肢もある場合が多いです。その中から、二人の希望の披露宴会場や挙式スタイルを選べるのもホテルウェディングの魅力です。
私たちは気に入った会場を選ぶ事ができました。

メリット4 ホテルの独自のコンセプトがある

いわゆるそのホテルでのウェディングのウリです。
ホテルによって挙式を挙げるチャペルのコンセプトが様々で、ホテル選びの基準にもなっています。
海や景色が一望出来るガラス張りのチャペルや庭園の緑豊かなチャペル、クラシカルで厳かな雰囲気のチャペルなどがあります。またワンフロア貸切に出来たり、ロールスロイスで挙式前にドライブ出来たり、馬車に乗ってパレードが出来るホテルも。
私たちは挙式前にロールスロイスで皇居周辺をドライブした後でロビーウォークをし、ゲストや他のお客さまにも祝福していただき、素敵な思い出になりました。

メリット5 前泊できるため、早起きして会場入りせず当日の準備がスムーズに出来る

挙式会場となるホテルに宿泊が出来ます。
午前中の挙式やご自宅からホテルまでが遠い場合、当日の忙しさを考えると体力的にも大変です。
私たちが挙式したホテルでは、前泊ができ、当日ルームサービスで朝食後、ヘアメイクと着付けの担当者が部屋まで出向いてくれ、宿泊している部屋内で準備をしていただき、ゆったりと当日の支度をすることができました。前泊した母、妹、祖母もヘアメイクと着付けがホテル内の美容室に行くだけで対応してもらえ、とても楽だったそうです。

ホテルウエディングのメリット
・交通アクセスが良い
・格式があり、スタッフの質も高い。幅広い年代に喜んでもらえる安心感がある
・披露宴会場の規模、挙式スタイルを選べる
・ホテル独自のコンセプトが魅力的
・前泊できる。式当日の準備がスムーズに

ホテルウェディングのデメリット

上に挙げたようにホテルウェディングには多数のメリットがあります。総合的にメリットデメリットを考えてメリットが上回っていたのでホテルウェディングを選びましたが、もちろんデメリットもありました。簡単にご紹介します。

デメリット1 ホテルのため、金額設定が高い

会場、料理、サービスどれをとっても一流のため、値段は張ります。大体の事は対応してもらえますが、金額は高めです。例えばフラワーシャワーも、ホテルで用意されているお花は、生花でお値段が張りますので、自分たちで用意しました。招待状はメニューなどペーパーアイテムもホテルで作成することも可能ですが、高額であったため、私たちは手作りしました。

デメリット2 ウェディングドレスなどの衣装の選択肢が限られる

衣装は基本的に提携先の衣装店でのドレスとなるため、提携先のお店に気に入った衣装が見つからなかった場合は困ります。
私は1軒目の提携先では和装しか決まらず、2軒目の提携先でようやくドレスを決めることができました。

ホテルウエディングのデメリット
・値段が高い
・ドレスなど、衣装の選択肢(お店)が限られる場合が多い

ホテルウェディングを検討する際のポイント

ホテルと言えど選択肢は数多くあります。

まずはご本人たちがどんなコンセプトのウェディングを挙げたいかを考えたホテル選びが大切です。
次に、ホテルの場所、会場、料理、ドレスを含めご本人たちの譲れない部分を挙げていきましょう。

私たちは、美味しいお料理でゲストをもてなしたいという希望がありました。ブライダルフェアで料理の試食があり、実際に自分たちで味わい、確認できたことは大きかったです。
最後は、ブライダルフェアに足を運び、口コミなども含めてホテルのサービス内容をしっかり見る事です。
私たちの場合は、ブライダルフェアでスタッフの対応の良さを感じました。
参列してくれた高齢の祖母が、肉など硬いものが食べられないので、特別メニューを用意してくださいました。姪と甥が乳児だったため、ベビーベッドも会場に置いてもらいました。
こうしたホテルならではのきめ細かいサービスに感動しました。

ホテルウェディング値引き交渉のコツ

基本的に値引き交渉は難しいです。まずはブライダルプランナーさんにお話して、料金を抑えられる項目があるか、相談してみることが大切です。私たちも相談して、会場の装飾用のお花を単価の高いバラやユリなどからカーネーションなどに一部変更してみる事や、各テーブルセッティングをシンプルなものに変更するなど、質を落とさずに金額を抑える方法を考えていただきました。また、持ち込み料金がかかったとしてもトータルで費用を抑えることができる項目を教えていただきました。

挙式の繁忙期を外すと料金を抑えられるホテルもあります。
また知人の紹介があると、オプション料金などをお値引きしてくださるホテルもあるそうです。
ホテル主催のブライダルフェアに参加すると、様々なブライダルフェア特典が充実しているホテルが多くあります。
宿泊、スパやエステ、ブーケや写真のプレゼント、ディナーご招待、衣装の割引などがあります。

私たちの時はコロナ前でしたが、ブライダルフェア契約の特典として、
「スイートルーム前泊とホテル内スパの無料ご招待」
「ホテル内レストランでの会食ご招待」
「ペニンシュラ香港の3泊ご招待」
が付いてきました。

値引き交渉のまとめ
・まずはプランナーさんに、料金を押さえられる項目があるか相談する
・持ち込み料金がかかっても、トータルで費用が抑えられる項目を探す
・式場の繁忙期を外した日程を選ぶ
・知人の紹介などがあると、値引きの可能性も
・ブライダルフェアに参加で特典をゲット

ウェディングの準備は決める事が多く、とても大変です。
ご本人たちもゲストも、笑顔で思い出に残るホテルウェディングを挙げることができますよう、この記事がお役に立てればうれしいです。

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