初めまして!
現在、結婚式準備真っ只中のプレ花嫁です。
実は、以前は結婚式場でウエディングプランナーの仕事をしていました。
「結婚式」は、ほとんどの人が初めて購入する大きなお買い物ですよね。
決して安くはないお金を支払うからこそ、自分たちの理想に合う結婚式会場を決めたいと誰もが思っているはずです。
そんな花嫁さん花婿さんのほとんどがまず行うことは、結婚式場のブライダルフェアに行くことです。
ただ、周りの人から、「ブライダルフェアの営業がしつこくて怖かった…。」「プランナーの圧に負けてついつい当日契約をしてしまったけど、後悔している…。」という声を聞いたことはありませんか?
今回は、ブライダルフェアに行きたいけど、しつこい営業を受けることが心配…と思っている方に向けて、ブライダルフェアの営業と、不本意な契約を避けるための気をつけたいポイントについて、お伝えしていきます!
ブライダルフェアの営業はしつこいの?
ブライダルフェアの営業が、実際にしつこいのかどうか…
結論からお伝えすると、見学に行く結婚式場によって営業スタイルは全く異なります!
このようにお伝えすると、「じゃあ行ってみないと分からないのか…」と思われるかもしれませんが、事前に営業のしつこさを調べる方法や、しつこい営業を回避する方法もあるので、後ほどお伝えしていきますね。
行きたいと思っている会場がしつこい営業か調べる方法
では、自分たちが見に行きたいと思っている結婚式場のブライダルフェアは、しつこい営業をしてくるのでしょうか?
それを調べる方法は、『結婚式場の口コミサイトを見ること』です。
ほとんどの結婚式場は、インターネット上でカップルのリアルな口コミを見ることができます。
実際にブライダルフェアに参加したカップルの感想は、リアルな意見が書かれています。
特に、営業がしつこい会場については、カップルからのなかなか辛辣なコメントもあります。
基本的には、口コミサイトに投稿された口コミは、会場側で修正や削除をすることはできません。
ですので、ブライダルフェアの予約をする前に、まずは口コミサイトを確認することをおすすめします!
よくある営業トークとその実情
実際に、ブライダルフェアではどのような営業トークが行われているのか、少しだけご紹介します!
まず、営業をするウエディングプランナーのほとんどの目的は、「当日契約をしてもらうこと」です。
後日回答をもらうのではなく、ブライダルフェアの中で回答をいただくことをゴールとしているので、決定を焦らされるようなワードを使われることが多いです。
例1:焦らせトーク
「今ならこの日時でこの会場が空いていますよ!でも、すごく人気の会場で、人気のお日にちです。もしかすると、すぐに日にちが埋まってしまうかもしれないので、今決定されることをおすすめします。」
↓実情↓
鉄板の焦らせトークですね。
今決めなければ希望の日程が埋まってしまうかもしれない…と焦って決めてしまう花嫁さまもいるかもしれません。
この言葉を言われたときには、少し落ち着いて考えてみてくださいね。
※実際に、私がウエディングプランナーをしていた結婚式場は、会場や希望の時期によっては、本当にすぐに埋まってしまうこともありました。
例2:奇跡的に空きが出た
「〇〇様(花嫁さま・花婿さま)が希望されている日程、実はさっきキャンセルが出て、空きがでました!!奇跡です!もうこの日を予約して帰りませんか?」
↓実情↓
実際に私がプレ花嫁としてブライダルフェアに行った結婚式場でも言われた言葉です。
元ウエディングプランナーの立場からお伝えすると、そんな奇跡的なキャンセルが出ることは、ほとんどありません。
もちろん可能性はゼロではありませんが、よくよく冷静に考えてみると、変な話ですよね…。
例3:みんなやってる
「みなさま仮予約はされて帰りますよ。もし他の会場を見て、やっぱりこの会場はやめようと思ったら、キャンセルもできますので、仮予約はされることをおすすめします。仮予約金は〇〇円で、この場でカードでお支払いいただくことも可能です!」
↓実情↓
みなさまといいますが、ブライダルフェアに参加したカップル全員が仮予約をして帰ることはありえないです!
また、上のトーク例の場合、「仮予約」にはお金が発生するので、もしキャンセルした場合、お金が返ってこない可能性もあります。
仮予約金が安い場合は特に、ついついお金を支払ってしまいそうですが、一度冷静になって考えてみることをおすすめします。
仮予約の定義も会場により異なる
ちなみに、仮予約の定義も結婚式場によって異なります。
無料で数日間、日程を仮予約してくださる結婚式場もあるので、気に入ったなぁ~と思った場合は、仮予約をして帰っても良いかと思います!
ブライダルフェアを担当してくれたウエディングプランナーが話す言葉が全部嘘、ということはあり得ませんが、花嫁さま・花婿さまご自身でしっかり判断していただき、納得のいく判断をしてくださいね。
こんな人はしつこく営業されてしまうかも?
しつこく営業されてしまう人はどんな人なのでしょうか?
例えば、下記のような人はしつこい営業をされてしまうかもしれません。
・「この会場が第一希望です!」と言う人
・「今日決めてほしい」というウエディングプランナーからの言葉に、曖昧な返事をする人
・結婚式の希望日時はお日柄(六曜)にこだわりがある人
特に、結婚式の日程や時間に特定の希望やこだわりがある人は、しつこい営業をされがちです。
その理由は、ウエディングプランナーが日程の焦りトークを入れやすいからです。
もし結婚式をする日時やお日柄にそこまでこだわりがないのなら、あまり希望をしっかり
伝えすぎることを避けた方が良いかもしれませんね。
しつこい営業をうまく断る方法
最後に、実際にしつこい営業を受けてしまった場合の断る方法をお伝えします。
様々な断り方があるかと思いますが、元ウエディングプランナーの私が、プレ花嫁としてブライダルフェアに行ったときに使った断り文句はこちらです!
「今日はこのあとに予定があって時間がないので、今日は決めずに帰ります!」
これだったら使いやすいのではないでしょうか?
ちなみに、上記の言葉を使う際の注意点は2つです。
まず1つ目の注意点ですが、他の会場のブライダルフェアに行くことを理由にしてしまうと、担当のプランナーさんによってはさらに時間を引き延ばしてこようとする可能性があるからです。
そして2つ目の注意点は、営業トークを長々と受けてしまったあとにももちろん使えますが、できるだけ早めにこの言葉を使っておくことで、プランナーさんも早々に諦めてくれる可能性が高いので、早めに使うことをおすすめします。
ちなみに、「絶対にブライダルフェア当日に決めたくないけど、押しに弱くて断れるか心配だな…」という人は、ブライダルフェアが始まってすぐに伝えると、営業トークをほとんど受けずに済む可能性もあるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
いかかでしたか?
今回は、ブライダルフェアの営業と、不本意な契約を避けるための気をつけたいポイントについて、元ウエディングプランナーの視点と、プレ花嫁としての実体験をもとに、お伝えしていきました。
ブライダルフェアは、結婚式をしたいと思っているカップルのほとんどが参加するイベントのひとつです。
現状、ブライダルフェアで営業トークが全くない結婚式場は少ないですが、営業トークも慣れてしまえば華麗にスルーすることができます。
しつこい営業を上手に避けて、今しか参加できない楽しいブライダルフェアの時間を過ごしてくださいね!