結婚式の準備に取り掛かるにあたって、「持ち込み」というワードを聞いたことはありませんか?
「持ち込み」は結婚式の費用を少しでも抑えるための重要なキーワードです。
今回は、結婚式における「持ち込み」について解説していきます。また、「持ち込みにオススメなアイテム」と「持ち込みをオススメしないアイテム」についてもご紹介します。
結婚式における持ち込みとは?
結婚式に必要なアイテムのほとんどは、会場が提携している業者が手配してくれます。それをあえて使わずに、自分たちで手配したり、他の業者に依頼したりすることを「持ち込み」といいます。
「どうしても使いたいアイテムがある」「自作や外注を利用して少しでも費用を抑えたい」というカップルは持ち込みをすることが多いのです。
持ち込み料とは?
招待状をはじめとするペーパーアイテムや、ウェルカムスペースに飾るウェルカムボードなどのアイテム、披露宴で上映するムービー。これらはどの会場でも持ち込みが許されていて、持ち込み料がかからないことがほとんどです。
一方、ドレス・引出物・カメラマン・ヘアメイクなどは、「保管費用」「紹介料」という意味合いのもと、持ち込み料を設定されている場合があります。
節約できるアイテムと金額
節約できるアイテムとおおよその金額差についてご紹介します。
ペーパーアイテム(招待状、メニュー、席札、席次表)
全て自作持ち込みで5〜10万円ほど安く抑えることができます。
デザイン・材料調達・印刷まで自分たちで作成する場合は大幅な費用削減が見込めます。ただし、ゲストの人数分を準備する必要があるため、多人数を予定されている場合には注意が必要です。
プロフィールムービー
自作持ち込みで15万円ほど安く抑えることができます。
会場によっては3〜5分の動画で15〜20万円と割と高額なプロフィールムービー。自作の場合は、動画を作成するソフトとDVDの費用しかかかりません。
しかし、動画作成にはスキルが必要ですので、難しそうな場合は他の業者で安めに作ってもらうと良いでしょう。
衣装
ウェディングドレス 約-10万円 カラードレス 約-20万円
挙式・披露宴で計2着を着用する場合は、1着あたり2時間も着ていられません。そのわずかな時間で1着30〜40万円のドレスをレンタルすることになります。衣装の費用を抑えたいと思う方も多いはずです。
写真(アルバム)
アルバム 約-10万円
会場にアルバムを依頼すると10〜30万円ほどかかると言われています。それに加えて、お気に入りの写真を選べなかったり、自由に配置できなかったりすることがほとんどです。
ブーケ
約-2万円
会場が用意するものと持ち込みとで値段はそれほど変わりません。しかし、会場の用意するブーケはレパートリーが少ない場合も多いので、好みのブーケがない時には、外注することもオススメです。
ただし、会場によっては「生花は持ち込み不可」としていることもありますので、事前に確認が必要です。
持ち込みするのがおすすめなアイテム3選
筆者が実際に持ち込んでよかったアイテムについてご紹介します。
ペーパーアイテム(招待状、メニュー、席札、席次表)
ペーパーアイテムはふたりのオリジナリティを演出できるアイテムで、持ち込んでいるカップルが多いです。手作りをすることで、ふたりの理想とするアイテムを揃えることもできます。
筆者は全てのペーパーアイテムを自作しましたが、相当な時間と手間がかかりました。
最近では安くておしゃれなアイテムを売り出している業者も多いです。そういった業者に依頼することもオススメです。
ウェルカムアイテム
会場に到着した際に一番目を引くウェルカムスペース。
ウェルカムボードや写真立ては、自分たちで簡単に手配できるアイテムです。
バランスよく配置できるよう、事前にウェルカムスペースの広さを確認してから、それぞれのアイテムを準備すると良いでしょう。
プロフィールムービー
ゲスト目線ですと、動画のクオリティーよりも、おふたりの昔の姿、生い立ちを見たいですよね。それには生い立ち写真とテロップ、音楽があれば充分です。
また、自作の場合は多少の手間はかかりますが、直前まで修正・変更ができることもメリットです。
持ち込んだ際には、当日映らないなどのトラブルにならないよう、事前に上映し確認させてもらうと安心ですよ。
持ち込みするのをおすすめしないアイテム
逆に持ち込みをオススメしないアイテムについてご紹介します。
引出物
筆者も持ち込みをしましたが、あまり値段は変わりません。ゲスト目線ではきっと何をもらっても嬉しいのではないでしょうか。
持ち込みを考えているカップルも、会場の提携先の引出物を確認してから考えてみましょう。
会場装花(生花)
高額なものですので安く持ち込みたいという人も少なくありません。
しかし、装花関係については会場で持ち込みNGとされてる場合が多いです。生花は痛みやすく、飲食物への異物混入を防ぐためなどの理由があげられます。
また、会場装花を節約してしまうと、華やかさに欠けてしまうことも考えられます。
まとめ
結婚式に関係するアイテムには多額の費用がかかるものです。節約できるところは節約したいですよね。持ち込みアイテムには節約だけでなく、ふたりらしさを感じられるポイントでもあります。
自分たちで考えて準備するのは大変かもしれません。そこはふたりで協力し合って、準備期間も楽しめると良いですね。
今回の記事を参考に、理想の結婚式を叶えましょう。